僕の足と「シダス・インソール」の歩み

僕が「シダス・インソール」と出会ったのは今から8年ぐらい前でしょうか。
その時僕はテニススクールでコーチをしておりました。
時代はさらにさかのぼり、僕は幼少期とてもどんくさい子(今でも?)で、よくバランスを崩してこけていました。
やがて左足首に捻挫癖を抱えることになりましたが、子どもなのであまり気にしてはいませんでした。
しかも僕は手が右利きで足が左利きというちょっと変わった体質の持ち主で、サッカーをする時は不安定な左足でボールを蹴り続けていたのです。
テニスを始めてからも捻挫をたまにしていましたが、左足だけ捻挫するなぁ~と思う程度で、特に対策は何もしませんでした。
ところがテニスコーチになり、あの時は26歳ぐらいでしょうか、レッスン中に後方から転がってきたボールに気づかず踏んづけてしまい、酷く捻挫して1週間以上歩けなくなりました。
レッスン中に生徒さんがボールを踏んでしまうのは視野を広くして絶対防がねばなりませんが、コーチ自身がボールを踏むのも絶対にダメです。まだまだ未熟でしたね。
受傷して病院に行き、CTを撮り、エコー検査もしたのですが、何と、僕の足関節の外側靭帯の一つである前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)は、この時の受傷より前に切れてしまっていて、さらに腓骨が骨折した痕も残っていました。どうりで不安定なわけです。
長期離脱は避けたいので手術はせず、保存療法を選びました。それから左足には常にサポーターが巻かれることになりました。
しばらくして勤務するテニススクールが変わり、大阪府から兵庫県に引っ越しました。妻の父が西宮で登山とスキーの店をやっていて、オーダーメイドインソールを成形しているということで、僕もインソールをつくってもらうことにしました。
それが「シダス・インソール」で、インソール界では有名なブランドだと聞かされました。その頃はインソールのことなど何も知らなかったので、そうなのかぁと感じていました。
早速レッスンで使ってみると、足裏にピッタリフィットしていて心地が良く、一歩目の蹴り出しがスムーズになったと感じました。また、足裏やふくらはぎの疲れがかなり抑えられていて、レッスン後、家に帰ってから足裏や太ももの裏を攣ることがかなり減りました。
それからはシューズを替えるごとに新しいインソールをつくってもらっていましたが、一時期、何の理由でかはわかりませんが、インソールの更新が途絶えた時がありました。その時期に僕はレッスン中、前へダッシュした際に左足ふくらはぎを肉離れしました。その結果僕は2週間仕事を休むことになりました。
肉離れした僕は、「毎日ケアをしていたのになんで?「と思いました。インソールの有無と肉離れとの因果関係は不明ですが、やっぱりインソールはいるよなと感じ、それからはまた「シダス・インソール」をつくってもらうようになりました。
やがて自分でテニスショップをするという選択をし、インソールを成形する側になり、セミナーへ行ったり、解剖学の本を読んだりして、インソールや足のことについて勉強を重ねました。また、どのようなトレーニングやストレッチをすればよいのかを考えて試しました。
「シダス・インソール」を入れてからも、捻挫を防ぐためにテニスの時にはサポーターを欠かしていませんでした。うっかりサポーターを忘れてしまった時は不安な気持ちになっていました。
ですが、ある時、自分の中で何かが変わった気がして、「もうサポーターは外していいんじゃないか?」と思うようになりました。
思い切ってサポーターを外してテニスをしてみたのですが、特に違和感は無く、怖さを感じずにプレーできました。やはりサポーターはない方が間違いなく動きやすいです。
現在、サポーター無しで全く不安なくテニスを楽しむことができ、激しいプレーにも耐えられています。もちろん左足より右足の方が安定感はあります。切れてしまった靭帯が復活することは無いので。
靭帯は切れてしまっていますが、股関節から足裏までの筋肉をトレーニングで鍛え、ストレッチで柔軟性を上げ、「シダス・インソール」を足裏に敷くことによって安定感を補助しています。
僕は「オーダーメイドインソール+トレーニング&ストレッチ」で疲労緩和と怪我防止ができ、以前よりも明らかに快適な生活を送れています。そして、僕と同じようにたくさんのお客様からご好評を頂いております。
僕はお医者さんではないので、病気や怪我を治すことはできませんが、僕が出来る範囲で皆さんの抱えるお悩みやニーズに向き合っていきたいと思います。
            
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