扁平足の改善 2019/2/6 2019/8/5 足に関する話 日本人の約7割は扁平足であると言われています。私が多くの方の足を見させていただいた経験上では8割以上の方が扁平足であると感じています。今回は扁平足がどういうものか、扁平足はなぜ起こるのか、扁平足による弊害、扁平足の改善方法について説明していきたいと思います。 【扁平足って何?】 扁平足とは『アーチ』が崩れた(低い)足のことをいいます。 人間の足には『内側縦アーチ』『外側縦アーチ』『横アーチ』からなる合計3つのアーチがあるのですが、これらが正常に機能していなくて土踏まずの部分も地面に接地している状態になっています。 【扁平足はなぜおこる?】 まず、第1に遺伝の影響が大きいと言われています。ご両親のうちどちらかもしくは両方が扁平足の場合は、お子さんも扁平足になる確率が高いでしょう。 第2に、アーチを支える重要な筋肉である『前脛骨筋』や『後脛骨筋』の筋力が低下すると、付随する靭帯が伸ばされてしまい、アーチも低下してしまいます。 第3に、肥満もアーチ低下を引き起こす原因のひとつであると言われています。体重増加によってアーチに加わる圧力が増大し、それに耐えきれずに徐々にアーチが崩れていくという場合もあるようです。 【扁平足による弊害は?】 ・衝撃吸収が上手くいかず、足底腱膜炎や母趾球の痛み、踵の痛みの原因となります。 ・歩行中、走行中、競技中にバランスを崩しやすくなります。 ・外反母趾を引き起こしやすくなります。 ・膝が内に向くので膝痛の原因になります。 ・猫背になりやすくなります。 ・腰痛の原因となります。 【扁平足の改善の為に】 偏平足の改善には、『カーフレイズ』が効果的です。この運動は『後脛骨筋』を鍛えます。立った状態でゆっくりとつま先立ちをして踵を上げて、上げきったら2秒維持し、そして踵を降ろす動作を繰り返しましょう。慣れてきたら、片足でやるのもいいかもしれません。くれぐれもご無理のないように実施してください。また『トゥレイズ』も良いと思います。この運動は『前脛骨筋』を鍛えます。座ったままゆっくりとつま先をあげて足首を曲げて、2秒維持してから降ろしましょう。 そして何といっても注目していただきたいのは、『シダス・インソール』の使用です。『シダス・インソール』は熱成形可能な素材を用いておりますので、あなたの足型にぴったりと合わせることができます。そして成形時には『ウィンドラスポジション』をとっていただき、通常時よりもアーチが高い状態でインソールを成形することができ、アーチの矯正に役立ちます。 また、『シダス・インソール』はアーチ部分を適度な硬さと『しなり』がある素材で支えているので、体重がかかった時にもアーチの崩れを防ぎます。かといって硬すぎず『しなり』があるので、自然な足の動きを妨げずに反発力を足してくれます。 さらに、『シダス・インソール』には『ヒールカップ』という踵を包み込んで安定させる機能がございますので、踵のブレを防ぎ、それがアーチの崩れを防ぐことになります。 ラパンブランでは無料足診断を実施しておりますので、扁平足にお悩みの方は是非お気軽に当店へお越しください★☆ 【参考・引用】 SIDAS MANUAL for Advanced Technician 『ぜんぶわかる 筋肉・関節の動きとしくみ事典』川島敏生著 栗山節郎監修 成美堂出版 2012 『シダス・インソールの効果』はこちら 『シダス・インソールはココが違う』はこちら 『お問い合わせ~インソール成形までの流れ』はこちら 『インソール成形記録』はこちら 共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます) 関連